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高見 亜梨彩 (たかみありさ)

シルク・ドゥ・ソレイユ 「KA」出演中
血液型    A型
生年月日  1978年2月15日
出身地    大阪
マリ・バトンスクール所属
バトン歴   30年

ラスベガスで公演中のシルク・ドゥ・ソレイユ「KA」に招聘され、昨年9月に日本を発たれた高見亜梨彩さん。渡米わずか1ヶ月で舞台デビュー。

その後も熱心な訓練の末、現在ではバトン界の先輩である高橋典子さんが準主役として演ずるダイアナ役を代役としてつとめるなど大活躍中です!
ウィズ・バトンが高見亜梨彩さんにお話しを伺いました。


◆まずは、シルク・ドゥ・ソレイユ「KA」に出演が決まった時の感想を聞かせてください。
とにかく夢ではないかと、信じられませんでした。
ラスベガスに着き、トレーニングが始まっても、まだ現実でないような気がします。 今でも時々分からなくなるくらいです。

 

◆「KA」について教えてください。どのような舞台ですか?
「KA」とは「古代エジプトで信じられてきた、人間の心に宿るさまざまな魂の総称」。 アジアを舞台に繰り広げられる愛と感動のストーリー。大仕掛けな装置と大技がみどころです。
宿命を全うするために冒険の旅に出る双子。双子に襲い掛かる敵は、垂直アクロバットと空中回転によって魅惑的な空中技を次々と披露。

帝国を思わせるダイナミックなステージは、物語の展開に従って次々に変化します。
公式ページはコチラ→ http://www.cirquedusoleil.com/en/shows/ka/default.aspx

 

◆その「KA」の中で、高見亜梨彩さんはどのような役柄を演じていらっしゃるのですか?
4つの役を務めています。

準主役のダイアナ(代役)
SPEARWOMAN(スペアウーマン)と言う悪者役
FOREST(フォレスト)と言う森の人
バードパペットと呼ばれる鳥を操る役

◆1ステージで複数の役を演じられることもあるのですか?

役によってずいぶんメイクや衣装も変わりますが、 メイクや着替えはご自分でされるのですか?

 

 

ダイアナをさせて頂く日は、ショーを通してダイアナ役をします。

今はまだ慣れていないのでメイクに1時間かかっています。メイク、着替えは自分でし、かつらは担当の方につけて頂きます。

他の役は1度のショーで、すべて演じます。
今は初めにスペアウーマンとして出演しているので、そのメイクを自分で

30分弱でします。
着替えは、一人で出来ない部分だけ、担当の方に手伝って頂きます。
ショーの途中で森の場面の衣装に着替える際、メイクも変えるのですが、スペアウーマンのメイクの上から、水性のスプレーメイクを担当の方にして頂きます。
1回目のショーが終わると、その水性の部分だけを洗い流し、少し色を上から重ねて、もう一度初めのスペアウーマンのメイクに戻します。

◆これらの役を演じるにあたり、ラスベガスにわたってから、どのような訓練を受けられたのですか?

バトンの訓練との違いから、特に苦労されたことなどもありましたら教えてください。 
空中での演技もあるようですが・・・。

KAは、大変規模の大きな劇場で上演されています。
高さ、深さも相当ありますので、基礎トレーニングとして、身体のバランスをコントロールできるようトランポリン、また非常時のためのエアバッグに落ちる練習などを、ラスベガスに到着後すぐに開始し、現在も行っています。バトントワラーとしてフロアでの演技しか経験をしたことのなかった私にとって、高い場所から飛び降りる決心をすることは、本当に大変です。

 

空中で行うペンデュラムでは、ハーネスを装着し、ケーブルに吊られた状態で、スイングしながら色々なポジションをとったり、向かい側のパートナーとお互いの足を引っかけあい、空中で花びらをまいたりします。
まずは高さに慣れること、そしてスイングした後スタートした位置に戻るためにバランスやタイミングの感覚をつかむことに苦労しました。
また、ハーネスを装着すると、身体の動きが抑制されてしまうので、その動かし方に慣れることも大変でした。

 

他のアクトも含め、現在もトレーニングをしながらショーに出演しています。 色々な種類のトレーニングを同時進行で行っているので、一つ一つ切り替えながら集中してできるよう心がけています。

 

 

◆ラスベガスに渡ってわずか1ヶ月で初舞台を迎えられたそうですね。その早さから、密な訓練が想像できます。

初舞台について、感想やエピソードなどをお願いします。

いつ頃、どのような役で出演されたのですか?
初めてショーに参加したのは10月の初旬にバードパペットという鳥を操る役でした。これは場面転換に行うもので、私の姿はお客様からは見えない状態でした。
初めてお客様の目に入る舞台に立ったのは10月の中旬です。
森の場面で、ペタルバインという、蔓にすわり、雰囲気を作る役で、この日にエピローグと呼ばれる最後にお客様にご挨拶をする時にも他のアーティストと共に並ばせて頂きました。
要領の分からない私に周りのアーティストが声をかけて下さったり、連れて行って下さったり、皆さんに助けて頂きながら、舞台に立つことができました。
最後に上がる花火を見上げた時、ここに立っている自分に不思議な気持ちになりました。

 

 

◆その後、12月に、バトンのシーンのデビュー、今年1月に準主役のダイアナとしてすべてのシーンでデビューされました。

ソロのパートもあるそうですが、他の役での舞台と違った感動、緊張などはありましたか?
高橋典子さんの代役としてさせて頂いていることへの責任感、そして、これまでの役とは違い、バトントワラーとして本業のバトンを回させて頂くという自分へのプレッシャーもありました。
でも、いつも見守って下さっている高橋典子さんの暖かさを感じ、心の支えになりました。
すべてのシーンでのデビューをさせて頂いた日、エピローグでお客様の前に立った時は、身体中を何か暖かいものが込み上げてきました。
そして、デビューの日に感じたこれらの気持ちはすべて今も変わりません。

 

◆バトンのショーや発表会、競技会などと、全く違うと感じられるのはどんなところですか?
ダイアナ役は、バトンの技術を見せる演技ではなく、愛する人から預かったフルートに想いを込め、愛する人への想いを表現しなければなりません。
そして、物語の中でのその役割を果たし、お客様に伝えていけるよう努力しています。

 

◆ラスベガスでの生活についても教えてください。どのような毎日を過ごされているのですか?
ショーは週5回、一日2回公演です。
トレーニングの予定により異なりますが、毎日午後から出勤し、バトンの練習、他のアクロバットのトレーニングや筋力トレーニングなどをし、メイクなどショーの準備に入ります。
2回目のショーが午後11時に終わり、後片付けをし、夜中の12時から12時半頃帰宅、そのあと夕食をとります。

 

◆プライベートな時間はありますか?

プライベートの楽しみや、忙しい毎日でのリフレッシュの方法など聞かせていただけませんか?
基本的には週休二日なので、お休みの日はできるだけゆっくりのんびりと過ごすようにしています。
出かけることもありますが、何もなければ、日本の友人にメールを送ったり、平日帰宅後に簡単に食事がとれるよう、保存できる料理を作ったりしています。
毎週末必ず行うことは、翌週一週間分の食料調達のお買いものに出かけることです。

 

 

◆日本との違いを感じるのは、どのようなときですか?
日本を離れているからこそ初めて感じることはたくさんありますが、日本人の繊細さ、また他の国の方々のおおらかさなどそれぞれの良さを感じます。

 

 

◆これから、「KA」では、どのように活躍していかれるのでしょう? シルクでの今後の目標を教えてください。
ダイアナ役では、完成はないと思うので、常に何かを吸収し、前進していきたいと思います。
他のアクロバットは、初めてのものばかりで、自分自身の可能性も分かりませんが、私にできるだけのことは、挑戦していきたいと思います。

 

 

◆高見亜梨彩さんの夢も教えていただけませんか?
バトンに関しては、バトンだけのショーができたらと思います。
バトンと関係のないところでは、旅行が好きなので、色々な国をのんびりと周りたいです。

 

 

◆最後に、高見亜梨彩さんにあこがれ、目標とするトワラーのみなさんに、そしてファンのみなさんにメッセージをお願いします。
いつも何か目標を持って過ごしてください。
それはどんなに小さなことでも、大きなことでも自分で決めた目標を持ち、それにむかって進むことが大切だと思います。
バトンを愛する気持ちを忘れず、嬉しいことも辛いことも、バトンと共に経験できることを楽しんでください。

 

 

☆ありさの日記☆  http://www.maribaton.com/event/?p=425

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